高齢猫の歯石除去🦷費用や処置の流れなど体験談まとめ

お手入れ・健康管理
猫の歯石除去 ブログ

最初にかかった獣医さんに「麻酔は負担になるし、無理にしないほうがいいですよ」と言われてから、恐くて避けていた歯石除去。

しかし今回アゴを小刻みに動かす異常行動が出たこと。その原因が歯石に連鎖してできる歯肉炎の可能性がある、ということで、ついに歯石除去に踏み切ることになりました😰

不安は大きかったですが、処置は無事完了!

抜歯のおかげで異常行動も改善し、今は本当にやってよかったと思っています。

抜歯した猫の歯

むしろもっと早くやってあげれば良かったかも・・・。

ここでは、歯石除去をすることになった経緯や流れ、実際にかかった費用など、飼い主視点の体験談をまとめておきます。

同じように歯石除去(に伴う麻酔などの負担)が不安で迷っている飼い主さんの参考になればうれしいです。

あくまで医学的知識のない一般人の体験談です。

獣医さんによって見解が違う場合があり、猫ちゃんによってもケースバイケースが考えられます。

あくまで一事例として捉えていただき、詳細は獣医さんにご相談ください。

歯石除去をすることになった経緯

ある日、右側の歯磨きをするときに猫のアゴが外れたようにガクガクするようになってしまいました。

たまたまかと思ったら翌日も💦

動物病院で診てもらうと、骨に異常はなく口の奥の歯肉炎がひどいので、痛くて変な動きをしているのでは?という診断に。

このままでは歯磨きが継続できず、ますます歯肉炎がひどくなる可能性大。

そこで歯石除去の相談したところ、獣医さんもそれが一番いいと思うということで、やることを決めました。

歯石と歯肉炎の関係

歯石には汚れや菌がたまるので、歯肉炎にも菌が入って余計悪化します。

なので、歯石を除去することで歯肉炎の緩和、快復に繋がる可能性があるそうです。

歯石対策ジェルでは除去は難しいそうです

「麻酔を使うような大げさな歯石取りは避けたい・・・」飼い主さんなら誰しもそう思うのではないでしょうか。

うちも同じで、自分たちでなんとかできないかと考えて、3ヶ月ほど前から、歯石対策ジェルを毎日朝晩使っています。

おかげで、

  • 歯磨きをしても血が出ない程度に歯肉炎が和らいだ
  • 目立っていた歯石が少し小さくなった

など、効果を実感していました。

しかし、今回担当してもらった獣医さんによると「歯石を完全に取り除くのは市販製品ではまずムリ」なんだそう。

その説明を受けて、やはり歯石除去を受けるしかないなと・・・。

歯石取りジェルは、予防や軽い段階での対策としては有効そうですが、ある程度進行してしまった場合にはそれだけに頼るのは難しそうです😔

麻酔のリスクは?高齢=危険とは限らない?

歯石除去やるっきゃない!と気持ちを固めたものの、サシャはすでに推定8~13歳の高齢ということもあり、やっぱり麻酔は心配。

最初に通っていた病院では、「歯石除去は体に負担だからやめておいたほうがいい」と言われてましたしね。

ところが、最近初めて行った病院※では「そんなことはない。全然いけますよ」と言われたんです。

※今回処置を受けた病院とはまた別のところです

そこで、改めて今回の獣医さんに麻酔は危なくないのか聞いてみたところ、麻酔が猫の体に負担と言われる理屈がわかりました。

  • 麻酔が負担になるのは腎臓・肝臓の数値が悪い場合(麻酔の分解機能が落ちている)
  • 高齢の猫は腎臓が悪いことが多いため、麻酔が負担になる割合が高いのであって、高齢=麻酔が危険、と直結するわけではない
病院や獣医さんによって見解が違うかもしれないので、かかりつけの獣医さんにご確認ください。
猫ちゃんの体質など別要因で麻酔が危険になる場合もあります。

参考 犬と猫の全身麻酔 まとめ|大和市の花岡動物病院ブログ

そしてこの病院では患者ニャンの麻酔のリスクを測るため、処置の前には血液検査をして腎臓・肝臓の数値をチェックするそうです。

サシャはたまたま1週間前に別件で血液検査をしていたのですが、その数字から麻酔は問題ないと診断してもらいました。

歯石除去 当日の流れ

歯石除去の朝のサシャ
歯石除去に行くとは知らずにご飯待ち🐱

当日はこんな流れで進みました。

当日朝ごはん抜き

他の飼い主さんの体験談ブログを読んでいると、前日から絶食にする病院もあるみたいです。

診察&同意書への記入をして猫を預ける

この病院では、休診時間の13時~16時の時間が手術などの対応時間になっているため、11時に預け入れに行きました。

今回、血液検査はもう済ませていたので、診察というより軽い説明と同意書の記入がメイン。

同意書は

  • 場合によっては手術内容が変更になることがある
  • 動物の体質や天変地異など不可抗力で損傷、死亡することになっても免責される
  • 必要なワクチン摂取が抜けていたり疾病があったら獣医が適宜対応します
  • 手術内容の変更やワクチン対応などが発生した場合は追加料金を払います

という内容でした。

麻酔を使うような処置なので、同意書を書くのは当たり前といえば当たり前。

ですが、事前に聞かされていなかったのでちょっとびっくりしました。

引き取り

歯石除去の処置自体は30分もあれば終わるのですが、引き渡しは麻酔が十分に醒めてからの方がよいということで、引き取りは17時になりました。

担当の獣医さんから処置の結果報告と、処方する抗生剤の説明を受けて、引き渡しはすぐに完了。

引き渡しから引き取りまで間があったので、不安な時間が長かったですが、全体として飼い主側がすることはほとんどありませんでしたね。

歯石除去の結果とその後

歯石除去は問題なく成功。抜歯は2本

抜けた猫の歯

歯石除去は問題なく行われ、無事完了。

抜歯になった2本の歯は、抜けかけていてほとんど宙に浮いているような状態だったそうです。

この歯が気持ち悪くて、顎をガクガクさせていたのではないか、というのが獣医さんの見解でした。

猫の歯石

見える範囲では一番歯石がひどい歯で、ずっと気にしてケアしてきたのですが一般人では力及ばず…😥

後知恵だとはわかっていますが、もっと早いうちに歯石取りしておけば抜歯しなくてもよかったのかもしれないと思うと残念です。

怒りのシャー!からリラックスモードへ

歯石除去後の威嚇

麻酔が醒め切っていなかったのか、1人で病院に残された怒りからか、歯石除去の恐怖からか・・・病院の会計待ちの間に触ろうとしたら威嚇いかくされました💧

普段威嚇する猫ではないので内心焦りましたが、家についたら人(猫)が変わったようにもとの調子でくつろぎモードに。

猫がつけていた止血帯
麻酔の止血帯はすぐ自然にとれました

ご飯をたいらげ、おトイレもすませ、何事もなかったかのように猫ベッドに入る姿を見て一安心😊

歯がなくなったので、カリカリが食べられなくなるのではと心配していたのですが、歯石除去前と変わらないスピードでペロリでした。(朝から絶食だったしね)

麻酔注射の後をなめる猫
注射の跡が気になるのか、止血帯のベタつきが残っているのか前足をひたすらペロペロ

処置後1週間、また歯磨きができるようになった!

歯石除去後のアフターケアと歯肉炎対策をかねて、1週間分の抗生剤が処方されました。

最初の2日間はおかげで下痢気味でしたが、そのほかはいつも通り。

そこで軽〜く歯磨きしてみると、顎ガクガクなし!

翌日も再トライしましたが、やはり顎のガクガクはなしで、原因はやっぱり浮いた歯だったようです。

歯石除去からちょうど1週間診察たったので、診察してもらいましたが、全体に良好で問題なしという結果に🥳

歯肉炎はまだ残っているものの、軽くなっていくのではないか、とのことでした。

いやー、よかったよかった。

猫の歯石除去にかかった費用

費用項目合計 22,320円
血液検査※6,900円
診察料800円
点滴4,500円
麻酔4,000円
歯石除去5,000円
抗生剤7日分1,120円

※血液検査は以前別件で受けたものを転用しているので、歯石除去専用で受けた場合もう少し安かった可能性あり。

今回の歯石除去でかかった費用は合計で22,320円でした。

事前に獣医さんに「1~2万円、追加でかかって3万円程度」と聞いていたとおりに収まってホッ💦

この病院では、体が大きくて麻酔がたくさん必要な子や、難しい処置が必要になった場合に3万円程度まで上がるそう。

検索で他の動物病院の価格も調べましたが、どこもこれくらいだったので、2万円前後が歯石除去の相場みたいです。

麻酔手術とあって勝手に10万円くらいかかると思っていたので、意外とリーズナブル?🤔

お口のケアは対象外のペット保険も多いようですが、これなら特別出費の範囲で払える人が多そうですね。

さいごに

ご飯がおいしい猫
お口が治ってご飯がすすみますにゃ〜🐾

この猫を引き取って飼い始めた当初から、ずーっと気になっていた歯石除去。

思わぬトラブルのせいとはいえ、やっと踏み切れてよかったのかも知れません。

ご飯はしっかり食べていたので、歯が汚くてもそこまで深刻ではないと思っていましたが、完全な間違いでした😢

今後さらに老化が進んだら簡単に麻酔を受けられなくなる可能性は高いので、お口のケアはいっそう気を配らないといけませんね。

歯肉炎撲滅を目指すとともに、歯石除去後のキレイなお口を末長くキープするために頑張るぞ!

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