
デジカメやスマホは気軽に写真が撮れるけれど、データのままだと味気ないし、なかなか見返す機会がありません。
そんなときに活用したいのが、数百円で作れる格安フォトブックです。
中でも有名なのがmixi発のnohanaというサービスアプリ。
子育て世代向けみたいなんですが(私も知り合いのママさんに教えてもらいました)、シンプルなデザインなので用途を問わず使いやすいです。
しかも毎月1冊分の無料権がもらえるので、送料275円だけでフォトブックが作れてしまうのがコスパ良し!
というわけで、nohanaの仕上がりや使い勝手について感想をまとめておきます😉
なぜ無料?フォトブックアプリnohanaとは
引用:nohana
nohanaはmixiの新規事業から始まったフォトブック作成サービスで、2013年から続いています。
アプリ経由で、スマホで手軽にフォトブックが作成できるのが特徴。
私は人づてにnohanaを知ったので、そんなに警戒はしていなかったのですが、「タダより怖いものはない」といいますし、一応怪しくないか調べてみました💦
なぜ毎月1冊無料にできるのかというと、中の人の話をまとめると
- 無料というインパクトで使ってみたいと思ってもらえる販促効果を狙った
- 口コミで広まりやすく、宣伝費を節約できるから1冊無料にできる
とのこと。
利益は、デザイン表紙などのオプションや2冊目の購入で出しているみたいです。(1冊は自分用、2冊目は祖父母にプレゼントするママさんが多いみたいです)
上場企業発のサービスで、収益モデルもきちんとあるので、
- 無料とみせかけて思わぬ落とし穴で課金される
- 無料サービスをおとりにクレカ情報などが悪用される
といった心配はないはずです😌
nohanaの無料フォトブックが届きました☆

というわけで、nohanaのフォトブックができましたー🎉
表紙にも写真が入るので、作品集っぽくていい感じ。
今回は注文から約1週間で届きました。

水濡れや折れるのを防止するためか、しっかりしたプラ容器入り。(下に入っているのは子供向け教材のチラシ)

フォトブック本体はさらに透明なビニール袋に入ってます。

フォトブックのサイズはCDケースより少し大きいくらいの14㎝×14㎝。

見開きはこんな感じ。
nohanaは1ページにつき写真1枚のシンプル仕様です。
レイアウトを考える必要がないので、どんどん増える写真をサクサクさばいていくのに好都合🌟
ページ数は表紙を入れて28ページ。掲載できる写真の枚数は、表紙を含めて21枚です。
各ページにコメントや日付も入れられますよ。

無料フォトブックの表紙はソフトカバー。
紙の厚みはプリンターの写真用紙くらいかな、と思います。スッキリしてるけどペラペラではありません。
「ラフ調塗工紙」というサラっとした感触の紙が使われていて、写真みたいに貼り付いたりテカらないのがいいですね😃

背表紙にはタイトルが入ります。

綴じ方は、いわゆる無線綴じというタイプ。
パタンとフラットには広がらず、見開きの中心は綴じの中に入っているので、キワキワまで見ることはできません。
厚みは約2mm。毎月ぽんぽん作るなら、これくらい薄い方が収納に良さそうです。
nohana通常フォトブックの画質
nohana内に「高画質オプション」という有料オプションがあるくらいなので、毎月1冊無料の通常版はとっても画質がいいというわけではないんでしょう。
今回お試しということで、 今後の参考にするため、いろんなタイプの写真を入れてどんなふうに仕上がるか見てみることに。
先に結論を言っておくと、「色味がちょっと変わっている気がするけれど、手軽に作る分には十分満足できるレベル」だと感じました。
用紙 | ラフ調塗工紙 |
印刷方法 | インクジェット印刷 |
※以下掲載のnohana版の画像は、フォトブックをデジカメで撮影した上で、現物に近くなるよう調整したものです。私の主観や、カメラ、調整環境が影響していることはご了承ください。
屋外の日光で撮った写真
データ画像より、フォトブック版はやや明るくなっている気がします。
ひげのいっぽん一本までくっきりキレイ✨
暖色ライトの下で撮った写真
暖色感が減ってスッキリした色味になっています。
もとの写真は顔まわりピンボケ気味なのに、意外とくっきり印刷されて良かったなぁという感想。
暗がりで撮った写真
暗い物置の中で撮った写真なので、元データからしてまあまあ見えにくかった💧
そのためか、フォトブックではやや白っぽくかすんだようになってしまっています。
明るく加工してからアップすればよかったかもしれません。
スマホでフィルタ加工をしたピンボケ写真
カメラの性能があまりよくないスマホで撮った上に、暗かったのでボケた写真を、さらにノスタルジック系のフィルタ加工で劣化させた一枚。
これだけ品質が悪い写真でも、きちんと印刷できてますね。
イラスト
水彩の淡いにじみや重なりも、きちんと反映できています。
ただ色味は青っぽくなっているというか、一段ライトになった感じですね。
こちらはデジタルで描いた絵。
やっぱり色が変わってますね😅(これはYMCKで書き出していないからかもですが・・・)
少しザラついて見えるのは、紙の質感です。
細かいところまでしっかり出ていて、元のイメージを損なわずにプリントできていると感じました!
格安で気軽に作るフォトブックとしては十分ではないでしょうか。
ただ、どの写真も少し青よりの色味になっていたので、色の再現性にこだわる人には向かないかもです。
nohanaの使い方・フォトブックの作り方
nohanaには公式による使い方の解説がない(!?)みたいなので、ざっくりまとめておきます。
ちなみにnohanaはスマホアプリのみ。パソコンから投稿・編集はできませんのであしからず。
※私が使っているのはandroidスマホです。iPhoneの場合、ちょっと違うかもしれません。
アプリのDLと初期設定
●アプリをスマホにダウンロードしたら、ユーザー登録とSMS認証をします。
- 姓名
- メールアドレス
- パスワード
- 携帯電話番号
写真をアップロード
キャプチャ元:nohana
●画面左下「写真」メニューで、右下の緑の+ボタンをタップ。
そうすると、スマホ内の画像一覧が出てくるので、選んでアップロードします。
nohanaに画像を加工する機能はないので、フィルターをかけたり、切り抜いたりといった作業は先にやっておきましょう。
フォトブックの作成
キャプチャ元:nohana
●画面下中央「フォトブック」のメニューから「新規作成」へ進みます。
間に「フォトブックを選択」という画面がはさまるので、「通常フォトブック」を選択します。
⬇︎
キャプチャ元:nohana
●「写真を選択」画面では、フォトブックに入れたい写真をタップしていき、最後に右上の「保存」へ進みます。
⬇︎
キャプチャ元:nohana
●この画面では、写真の順番(番号)が長押しで変えられます。
個々の写真をタップすると、個別編集ページが出てきます。
⬇︎
キャプチャ元:nohana
●個別編集ページでは、写真を変更したり、コメント入力ができます。
コメントは絵文字もOK♪
下の「日付」はページに印刷されます。日付の印刷がいらない場合は、都度OFFにしておきましょう。
nohanaは1ページにつき写真1枚のシンプルなレイアウトです。
1ページに何枚も写真をつめたり、見開きレイアウトにすることはできません。
フォトブックをプレビューで確認する
キャプチャ元:nohana
●フォトブックの編集が終わって保存したら、フォトブック一覧のページに戻って、作ったフォトブックをタップします。
そうすると、コメントも含めて、フォトブックに仕立てた場合のプレビューを見ることができます。
問題なければ「注文画面へ進む」へ。
修正する場合は「編集」をタップすると、先ほどの編集画面へ戻れます。
フォトブックを注文する
●初めて注文する際には、ここでまず住所の入力を行います。
キャプチャ元:nohana
●「お届け先」画面で、先ほど入力した住所を選択します。
キャプチャ元:nohana
●次に注文内容を選択していきます。
フォトブックタイプ | 無料権を使うなら「通常」を選択 |
表紙デザイン | 有料オプションです。 利用したい場合のみ選択 |
配送方法 | 急がなければ「通常配送」を選択 |
オプション | 利用したい場合はチェックを入れる |
●次に、支払い方法を選択します。
- クレジットカード
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い
- ドコモ払い
●最後に、金額と内容を確認して注文ボタンを押します
キャプチャ元:nohana
無料権がある場合は、特に選択しなくても自動で適用してくれます🌟
【番外編】グループ機能で家族の写真を集める
グループ機能を使うことで、家族それぞれが撮った写真を簡単にnohanaに集められます。
(フォトブックの共同編集まではできないのが残念)
キャプチャ元:nohana
①まずは、それぞれがnohanaに登録します。
②左上メニュー内の「グループメンバー」から、携帯電話番号で招待します。
③フォトブックを作る人のグループに写真をアップロードします。
ちなみに、同じ住所でも毎月の無料券はそれぞれもらえるので、家族各自で登録しているとお得です🌟
nohanaの料金とオプション
アプリ利用料 | 無料 |
フォトブック価格(税抜) | 毎月1冊|無料 2冊目以降|500円 |
送料(税抜) | 250円 |
nohanaアプリ自体に利用料はなく、フォトブックを作るときにだけ実費が発生します。
キャプチャ元:nohana
フォトブックの無料権は、毎月1日に自動で付与されます。
アプリからプッシュ通知がくるのと、左上のメニューからいつでも確認ができるので安心。
ちなみに、無料権の使用期限は2ヶ月です。
これが締め切り効果をもたらすので、フォトブック作りを習慣化するのにはいいなと思いました😀
高画質オプション
高画質オプション(税抜き) | 1,100円 |
通常フォトブックの画質を格上げするオプション。保存性も高まるそうです。
サイズとページ数は変わりません。
マット仕上げタイプと、光沢紙を使った写真仕上げから選べます。
ちょっとしたプレゼント用にいいかもしれません。
特急オプション
特急オプション | 300円 |
当日18時までの注文を、翌々日中に発送してくれる有料オプションです。
これで出荷までの日数は縮まるのですが、発送方法はゆうメールのまま。
なので日時指定はできず、到着まで日数がかかる可能性は残ります。
通常発送 | 注文から約2週間 |
特急オプション | 注文から通常6~7日程度 |
その他オプション
表紙デザイン(税抜) | 100円 |
フォトブックケース(税抜) | 300円 |
ギフトオプション | 300円 |
表紙デザインは、イマドキっぽいかわいい柄が表紙に入るサービスです。
毎月新しいデザインが出るので、ちょっと心ひかれます。(でもなんだかんだでデフォルトの無地版がシンプルで飽きがこなさそう)
フォトブックケースは、nohanaフォトブックが6冊収納できるボックス。
ギフトオプションは、プレゼント用の包装ボックスです。
プレミアムフォトブック
14.5cmスクエア(税抜) | 3,000円 |
18.5cmスクエア(税抜) | 5,000円 |
送料(税抜) | 554円 |
ハードカバーとFujifilmの銀塩プリントで仕上げる、nohanaの高級上位版。
一気に高くなるので、特別な思い出を残したいときに使う感じですね。
キャプチャ元:nohana
フォトブックの新規作成や注文画面でこういう選択画面が出てきます↑。
間違って選ぶと大変なことになるのでご注意を😅
《各オプションについて詳しくは公式サイトへ》
まとめ|nohanaはこんな人におすすめ

- 写真撮影はスマホがメイン
- 日常の写真を気軽にフォトブックにまとめたい
- 凝った編集作業はしたくない
nohanaはこういった方にメリットが大きいフォトブックサービスだと思います。
安いし短時間でサクッと作れるので、印刷できないまま写真データをためこむストレス対策にはもってこい。
私はデジカメ撮影がメインなのでドストライクではなかったですが、たまに撮ったスマホ写真を枚数がたまったらまとめてnohanaでフォトブックにするのもいいかな〜🤔、などと考えています。
猫っていつ、どんな場面で撮ってもかわいいので(親バカ入ってます)、写真の取捨選択に困りますが、nohanaはその贅沢な悩みをやわらげてくれるかも。
気軽に試してみてはいかがでしょうか🌟
サイズ | 14cm×14cm 厚さ約2mm |
ページ数 | 28ページ |
写真枚数 | 21枚 |
印刷 | インクジェット |
カバー | ソフトカバー |
綴じ | 無線綴じ |
料金(税抜) | 毎月1冊無料 2冊以降500円 |
送料(税抜) | 250円 |
納期 | 約2週間 |
写真サイズ | 30万画素未満は不可 |
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