メインで利用していたウェットフードが2種類とも大幅値上げ。システムトイレ移行に伴い猫砂が割高に。年齢が上がるにつれサプリの種類も増えている・・・。
猫の健康と快適な生活のために買っているものばかりなので、無理に削る気は全くありませんが、最近の物価上昇もあり、実態は把握しておきたいのが本音。
そこで、2023年の家計簿から猫にかかった費用を集計してみました。
検索で出てくる猫の飼育費用には、正直「そんなにかかる?」と思っていましたが、あながち外れていないかも、という結果に。
(医療費以外は)一点一点は大したことない金額なので油断しがちですが、チリも積もればなんとやらですね。
一般平均ではなく、個人のリアルな猫の飼育費用が知りたい方のご参考になれば幸いです。
合計金額:116,562円
2023年、我が家で猫の飼育にかかった費用は、合計116,562円でした。
- ペット保険に入っていない
- 光熱・水道費は除外している
- 持病なく年齢的にもまだ通院回数少なめ
上記3点を加味すると、下の表の企業や団体が出している平均金額と比べても、あまり乖離がないように思います。
引用元 | 猫の年間飼育費用 |
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au損害保険 | 133,000円 |
ペトリィ 小さな家族のセレモニー | 184,492円~ |
アニコム | 160,766円 |
一般社団法人ペットフード協会 | 77,912円〜136,800円 |
食費:35,136円
費用の割合が一番大きかったのは、やはり食費です。
分類 | 費用 |
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ウェットフード | 17,836円 |
ドライフード | 11,000円 |
おやつ | 4,800円 |
猫草 | 1,500円 |
ウェットは黒缶・ミャウミャウ、ドライはピュリナワンと、どちらも中価格帯の製品です。もっと安いキャットフードもありますが、ここをケチると病院代の方が高くつくと言いますし、品質や評判からも今使っているものが妥当かなと思っています。
与えている割合は、ウェットフードが1/3、ドライフードが2/3。こうして比べるとウェットが割高なのがよくわかりますね!しかも2023年末から黒缶もミャウミャウも値上がりしたので、今年はもっと価格比が吊りあがる予定で恐ろしい。
おやつは乳酸菌入りのちゅーる。これと猫草はお楽しみだけでなく、整腸効果に期待している面もあるので、半分サプリみたいなものです。
薬・サプリ:20,056円
年々増加傾向にあるのが、サプリなど健康維持系の製品です。
分類 | 費用 |
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栄養素サプリ | 5,800円 |
腸内環境系サプリ | 3,763円 |
ダニ駆除剤 | 10,493円 |
栄養素サプリは、体質的に継続した方がよいと動物病院に言われて、飼い始めのころからずっと与えています。
一方、乳酸菌などの腸内環境系のサプリは近年の便秘対策で始めました。比較的低価格のものをいろいろ試しています。
ダニ駆除剤は動物病院で扱いのある、1回1,000円前後の製品です。
ホームセンターなどで売っている激安品は、健康被害の口コミが多くて怖くて手が出せません。ただ、完全室内飼いかつ市街地に住んでいるので、そもそもダニ駆除が本当に必要か?は常に悩むところです。
衛生用品:16,096円
衛生用品の費用も、飼い始めの頃に比べて膨らんできています。
分類 | 費用 |
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体の拭き取りシート | 1,892円 |
歯磨き | 2,208円 |
ペットシーツ | 5,756円 |
猫砂 | 6,240円 |
特に支出が増えたのがトイレ関連。
以前は1年で4,000円くらいの安いウッドペレットで済んでいたのですが、年々お猫様のトイレへのこだわりが激しくなった結果、猫砂は高機能なシステムトイレ専用品に。さらに別でペットシーツも使うようになりました。
さらに高齢になってトイレができなくなったら、オムツ導入でさらに支出が増えるのかなぁ…。
医療費:16,006円
ペット保険に入っていないので、医療費は実費です。
分類 | 費用 |
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ワクチン | 5,000円 |
通院 | 11,006円 |
2023年はワクチン接種の他には、1度だけ不調(結局原因は便秘だった)のため診療+血液検査を受けました。この血液検査1回で1万円近くかかっています。
このことからも、医療費次第で、年間費用が大きく変動することが伺えます。ここは年齢と個体差が激しいので、飼育費用と切り離して考える方が適切かもしれません。
住居費:24,000円
ペット可の賃貸に住んでるのですが、家賃とは別にペット飼育費が月々2,000円かかっています。
別の賃貸でも同じような条件があったので、一般的なのかもしれません。
賃貸の方は、家賃だけでなく、この費用も見越しておく必要がありますね。
その他(雑貨など):3,156円
おもちゃ、爪研ぎは全く興味なしなので、雑貨は例年ほぼ0円です。
昨年はご飯皿が割れたり、食べにくくて使ってくれなくなったりで複数回買い替えが発生したので、ちょっと支出が多かったです。
さいごに-家計簿の内訳を調べて得た学び
- 一つひとつは安くても、まとめるとそれなりの金額がかかっている
- 初期に比べて必要経費が増えている
- 猫の好みの変化で高い製品に切り替えざるを得ないケースがある
- 健康関連は削りにくいし変数も多い
8年ほど猫を飼ってきて、初めて飼育費用の内訳を振り返ってみたわけですが、今まで無頓着すぎたな、と反省する結果となりました。
まず、お金を使っている自覚がない上に、徐々に支出が増えていっている状況が恐ろしい。その上、金額を把握していないと、いざというとき予算を考えたり見直すのも困難でしょう。
また、猫の老いが確実に進んでいることも実感。
一般平均を知ることも大事ですが、自分の個別具体の実態を知ることはさらに大事ですね。
猫の健やかな生活を守るためにも、家計簿チェックは続けていきたいと思います🐾
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